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腰痛や関節痛の痛みの原因と鎮痛剤について

体を酷使し続けたり、年齢を重ねていくと、腰痛や関節痛が出てくることがよくあります。
この原因はというと、骨と骨がぶつからないようにクッションの役割をする軟骨が変形したり、すり減ったりしてしまうことにあります。
そうなれば、骨がぶつかり合ってかけてしまい尖った部分が出来たり、骨から軟骨が飛び出したりして、神経を圧迫し激痛を生み出すことになるのです。

また、関節や腰への負担により筋肉が疲労し炎症を起こすと痛みが起きることもあります。
この場合には数日間、体を休ませて炎症が治まるまで待てば、腰痛や関節痛はなくなり元のように動くことが出来ます。

軟骨がすり減ったり、変形することによる腰痛や関節痛では、鎮痛剤を使って痛みを軽減することは可能です。
しかし、痛みを抑えて苦痛を和らげることは大切ですが、腰や関節の状態が改善するわけではありません。
根本的な治療では、病院で飛び出た部分を切除する手術などを受けたり、ヒアルロン酸ナトリウムを注射して軟骨の修復をしていくことになります。

対して筋肉疲労による腰痛や関節痛については、非ステロイド性抗炎症薬を使って炎症を鎮めることで、早く治すことが可能です。
ステロイド剤の抗炎症剤というのもありますが、多くのリスクがあるので、よほどのことがない限り処方されません。

セレコックスは非ステロイド性抗炎症薬のひとつです。
セレコックスの作用機序についてみていくと、腰痛や関節痛を感じるのは、アラキドン酸にCOXという酵素が働きかけて、痛みの原因となるPGという物質が作られるからです。
そこでセレコックスはCOXをアラキドン酸のところに来ないよう邪魔をすることで、炎症や痛みが出てこないようにする効果があります。

セレコックスの改善率は6割から7割の間ということで、使用した患者の多くが、セレコックスによって痛みから解放されるのです。
ただし注意するべき点があり、臨床試験ではおよそ1割の患者に胃腸障害が発症しました。
他にも長期の使用で心筋梗塞や脳梗塞など心血管系の病気が起きるリスクが高まるので、心臓や血管に持病がある人は、使用を控える方が良いでしょう。
投与間隔は6時間以上あけるようにして、1日あたりの上限は2回までとなります。
薬価については200mgの錠剤が105.70円、100mgが68.50円となっています。